都市農業建築プロジェクトは、2016年度より継続中のプロジェクトです。
“都心地域や既成市街地において「農作物」の耕作から食の消費、 食文化の醸成と伝承までを網羅する生活者の新たなライフスタイルと、「農作物」をめぐる新しいコミュニティの形成、ならびにそれらが担い手となる事業や組織の社会的ネットワークの組み合わせを 通して形成される「農」を基盤とした都市の空間像に関する調査、研究、提案を行う(2017年度報告書より抜粋)”
ことを目的として、組織設計事務所様との共同研究を行なっております。
昨年度は、東京都墨田区・江東区を対象として、都市農業建築を実現するための、「場」「システム」「作物」に関する提案を行いました。
都市農業建築マインドマップ
市民農園の運営者の皆様や、農業ベンチャーの研究所の方々などを含めた、関係各所に対するヒアリングなど、学生が主体となり情報収集を行い、より実現度の高い提案となるよう努めております。また、プロジェクトを通して、空間的表現を重要視しております。実務家の方々の高度な知見と、学生ならではの自由な発想が融合することによる、都市と農の新たな形の具現化を目指し、幾度にもわたるミーティングを重ねつつ、研究を進めています。
今年度は、昨年度の研究成果を踏まえつつ、より詳細な空間・社会システムの提案を行うことを目標としております。
調査・研究過程につきましては、HPを通じて随時発信していく予定です。
本研究会について興味関心がございます方は、ご連絡いただけますと幸いです。
今後とも、本プロジェクトを宜しく御願い致します。
2018年度 都市農業建築プロジェクト メンバー一同